住宅の外壁塗装を行う場合、住宅全体に経年劣化が見られることが多く、せっかくの機会なので屋根塗装も一緒にやってしまおうと考えるケースもよく見られます。ではこの2つを同時施工するのと、別のタイミングや別の業者に依頼するのとどちらがお得なのでしょうか。

結論から言えば同時施工の方がお得です。これは単にお金だけの話ではなく、時間・手間などを減らす意味でも大きなメリットがあります。

例えば依頼する業者を探す手間を1回で済ませることができます。外壁塗装と屋根塗装の両方でいろいろな業者の評判や見積もり依頼などをチェックする必要がなくなるわけです。

同時施工すればいろいろと節約ができる!

それから同時施工の大きなポイントとなるのが全体の仕上がりの統一感と足場代の節約です。同じ業者に依頼して同時施工すれば同じ足場で作業ができますし、全体の仕上がりにも統一感が出ます。別々の業者に依頼した場合、それぞれの仕事の仕上がりはよくても外壁と屋根の間にチグハグ感が生じてしまうこともあります。

そしてもうひとつ、同時施工にすれば工期を短縮できますし、スケジュール管理も簡単に行えます。別々に施工するとそれぞれの業者の予定と自分たちの都合を考えながらスケジュールを組まなければならず、業者の都合で外壁塗装と屋根塗装との間に間隔が空いてしまうこともあります。家に住んでいる方たちは施工中、日常生活でいろいろと不便な思いをするだけにこの工期の短縮は大きなメリットと言えるでしょう。

こうした理由からも外壁塗装と屋根塗装はできる限り同時施工するようにした方がメリットが大きくなるのです。