外壁塗装のコストを抑える方法とは

1.費用の決定要素

外壁塗装の費用は、様々な要素で決まります。例えば、塗装面積が広ければ、その分費用も高くなりがちです。外壁塗装に加えて屋根塗装も行うと、さらに単価が上がります。

費用決定の際は、建物に住む年数や業者の意見を参考にするとよいでしょう。階数や補修箇所の多さにより、費用が高くなる場合があります。塗装に使用する色の数や付帯物の数も、費用に影響する要素です。

塗料の種類も、確認しておくのがおすすめです。耐用年数が長い塗料は、価格も高くなります。ただし、耐久性が高い分、塗り替えの頻度も少なくて済みます。

2.コストを抑えるポイント

費用を抑えたい時は、地元密着業者や自社施工業者に頼むとよいでしょう。大手業者は、下請け・孫請け業者に頼むことが多いです。そこで業者間での紹介料が発生し、割高になってしまう可能性があります。

また、閑散期に依頼する場合、塗装費用を安くしている業者もなかにはあります。例えば梅雨・真夏などです(梅雨や真夏に飛散防止ネットを長い期間張るのを懸念されがちです)。ただし、天候により工期が長くなりがちですから、スケジュールに余裕を持って依頼しましょう。

見積もりは、複数業者への依頼がおすすめです。見積書の単価が一式ではなく、作業ごとの単価を記載している業者を選ぶとよいでしょう。写真での説明やアフターフォローがしっかりしている業者は、なおよいかもしれません。見積書の疑問は事前に解決しておきましょう。

塗装工事のポイントを理解すると、住宅の寿命を長く保てます。その結果、コストの削減にもつながるでしょう。