外壁塗装には様々な種類の塗料が使われますが、その中でも酸化チタンを原料とするラジカル制御型塗料は、高い人気があります。どのような特徴があるのでしょうか？
1.耐用年数が長くコスパが良い
ラジカル塗料と呼ばれることも多いラジカル制御型塗料は、紫外線によって起こるラジカルの発生を制御します。これによってチョーキングなどの劣化症状が起こりづらくなり、ひび割れや水漏れと言った劣化トラブルを軽減できます。
劣化しづらいという点で耐用年数が長いラジカル制御型塗料ですが、施工の際にかかる塗料の価格が比較的リーズナブルな点も魅力です。コストパフォーマンスを考えると、他の塗料よりもずっとお得です。
2.伸びが良くて塗りやすい
塗料の伸びや良くて塗りやすく、飛散せずにきれいに塗れるという高い作業性も、ラジカル制御型塗料の大きな特徴です。また幅広い外壁材と相性が良く、窯業サイディングや金属サイディングだけでなく、モルタル壁やALCパネル壁、木壁など、材質を選ばずに塗れます。
3.汚れが付きにくい
ラジカル制御型塗料は、光沢があるという特徴があります。この光沢によって汚れが付きづらく、高い防汚性や防カビ性を実現しているのです。光沢のある外壁素材を希望する人にとっては、ラジカル制御型塗料は要チェックの塗料と言えます。またこまめなメンテナンスをしなくても美観を維持したい方にとっても、汚れづらいという点は大きな魅力です。
4.まとめ
紫外線によるラジカルの発生を制御することで劣化を防ぐラジカル制御型塗料は、コスパが抜群の塗料です。多くの外壁材と相性が良いため、幅広い方におすすめです。
