外壁塗装に使われる塗料は、それぞれ適切な気候条件が定められています。近年では塗料の品質が向上しており、気温5℃以上で湿度85％未満、そして雨や雪が降っておらず風が強くないという気候条件を満たせば使用できます。具体的には、外壁塗装に適切な季節はいつなのでしょうか？
1. 適切な季節は春と秋
梅雨に入る前の春、そして気温が下がる前の秋は、気温と湿度が比較的安定しており、外壁塗装に適切な季節と言えます。ただし水性塗料のように乾燥時間が長くかかってしまう塗料もあるため、施工のスケジュールを組む際には、そうした点も考慮する必要があります。
春と秋は外壁塗装を行う世帯が増えるため、業者は繁忙期となります。依頼したくてもなかなか施工してもらえない可能性はあるため、その点も念頭に入れておきたいものです。
2. 乾燥時間が短い夏もおすすめ
晴れた日が多く気温も高い夏は、日照時間が長く塗料が迅速に乾燥するという点で、外壁塗装に適しています。春や秋ほど業者は忙しくないため、スケジュールを組みやすいという点もメリットです。ただし突然の夕立などで施工を中断しなければいけないリスクはありますし、施工中には窓を開けることができないため、その点も理解しておいた方が良いでしょう。
3. まとめ
外壁塗装では、塗料が乾燥して塗膜が作られます。そのため、塗料が迅速に乾燥する季節、そして乾燥するまで雨が降らないという条件が満たされなければいけません。業者の繁忙期は予約が取りづらいことが多いため、施工を検討している方は早めに業者へ相談することをおすすめします。
