ペイントホームズ
苫小牧店

外壁塗装で飛散防止ネットはなぜ必要?

外壁塗装の施工では、飛散防止ネットで建物を覆った上で塗装を行うのが一般的です。建築基準法では、飛散防止ネットが必要な建物の高さが決められているものの、全ての外壁塗装現場で設置しなければいけないと規定されているわけではありません。この飛散防止ネットには、どのような役割があるのでしょうか?

1.安全確保

飛散防止ネットの大きな役割は安全確保です。外壁塗装を行う職人は、建物によっては屋根などの高所で作業をすることもあります。万が一落ちてしまうとケガだけでなく、場合によっては命の危険もあります。この飛散防止ネットは、保護のためには必要不可欠な存在です。

また、現場で作業する作業員の落下によるけが防止だけでなく、落下物で通行人が怪我をしないようにという保護の役割もしています。

2. 飛散防止の役割

外壁塗装では高圧洗浄を行うため、水しぶきが飛散してしまいます。近隣の住宅への飛散防止という点でも、飛散防止ネットは大きな役割を果たしています。また塗料を塗る際には、塗料の飛散防止の役割もあります。

3. 施工性の向上

外壁塗装現場では、紫外線が窓ガラスに反射して、施工性を妨げることが懸念されます。しかし飛散防止ネットを使用することによって反射を防ぐことができ、作業員の施工性を高めるという役割があります。

4.騒音軽減

飛散防止ネットは、ある程度の騒音を吸収・遮断する効果があり、周囲の環境を保護します。

外壁塗装現場では、安全確保や近隣住民への配慮など様々な点から飛散防止ネットが使われます。施工性にも大きく影響を与えるため、外壁塗装には欠かすことができない設備と言えるでしょう。